腸内環境を乱す要因のひとつに
加齢があげられます
腸内環境は離乳食前の赤ちゃんでは
善玉菌であるビフィズス菌がほとんどであるのに対し
中年期以降になるとビフィズス菌などの有益菌が減少し、
大腸菌等の有害菌が増えてくることが知られています
中年期以降は今まで以上に腸内環境を良好に保つように
生活習慣に注意が必要となります
次にたんぱく質に偏った食生活も腸内環境を乱す原因です
肉食動物の腸内にはウェルシュ菌が多くすみついています
悪玉菌はたんぱく質を栄養源としているので
たんぱく質が多い肉が中心の食生活を続けると
悪玉菌であるウェルシュ菌が増えてしまいます
良好な腸内環境を保つためにも 栄養バランスは大切です
さらにストレスも腸内環境を悪化させてしまいます
ストレスを受けると腸内に出てくるホルモンによって
病原性の高い大腸菌が増えることがわかっています
適度な運動や音楽、映画鑑賞等による気分転換や
しっかり食べて、しっかり眠り
ストレスによるダメージから身を守りましょう
これ以外にも
風邪などで服用する抗生物質は有害な菌に対しても効果的ですが
有益な腸内細菌にも同じように攻撃してしまうことになり
腸内細菌にも大きなダメージを与えるので注意が必要です
同じく
食中毒にかかったりすると
増殖した食中毒菌が腸の中で毒素を作り、
腸内粘膜を破壊してしまうため、腸内環境が激変してしまいます
さらには
食べ過ぎや食物繊維の少ない食事、睡眠不足や食品添加物等も
腸内環境を乱す原因に挙げられます
腸内環境を乱す要因を知り
腸内環境を良好な状態に保つよう
意識して 生活環境を改善していきましょう